前回の記事では鳥取県の白兎神社を紹介しましたが、その際にせっかく山陰方面へと足を伸ばしたので、島根県へと移動して出雲大社に行くことにしました。
別の記事(←私の個人的なブログ)で紹介させて頂きますが、前日に「月夜のうさぎ」という宿で一泊して、朝から出雲大社に参拝しました。
また私見では、出雲大社に関する情報は多くの方が提供していると思いました。
という訳で、今回の記事では「ウサギ」にフォーカスして出雲大社の紹介をさせて頂きます。
あと最初に断っておくのですが、ウサギ像を探すことに気を取られ過ぎて、ウサギ以外の写真を撮るのをかなり忘れています(笑)。
ご了承ください。
出雲大社のウサギ
「大国主命在るところにウサギ在り」
この法則はウサギ神社を探すにあたって、鉄則です。
これ、テストに出るんでメモって下さい(笑)
私はこのウサギ神社の法則が当てはまる神社を「大国主命系」のウサギ神社として紹介しています。
そして、出雲大社もこの法則の例外ではありません。
出雲大社といえば、大国主命を主祭神とし、神様ネットワークによる縁結び神社として知られている神社です。
出雲大社ホームページに次のようなことが書かれていました。
さて、出雲大社境内では社務所の南東に位置する「ご慈愛の御神像」と呼ばれる「因幡の素兎」がモチーフとなった大国主大神さまとウサギの青銅の御像の他、現在46羽のウサギたちがいます。御本殿裏・神苑・神楽殿周辺・祖霊社等、お参りの際には境内を散策いただいて、ウサギたちとふれ合いながらのお参りは如何でしょう。
出典元:出雲大社ホームページ
へーっ、46羽もいるんですか。
この数のウサギ像は全国でもダントツなのでは?
さすが、大国主命並びに因幡の白兎と縁の深い出雲大社です。
ということで頑張って探してきました。
出雲大社に行ってきた
前日に鳥取駅から特急で出雲市駅まで移動し、そこから一畑電車で出雲大社駅まで移動しました。
そして宿で一泊した後、朝から参拝です。
前日から小雨が降っていて、当日も傘をギリギリ差さないぐらいの小雨が降っていましたが、朝の出雲大社の空気はとても良かったです。
調べていると、そういう朝から参拝!みたいなツアーもあるらしいですね。
泊まっていた宿との位置関係的に、勢溜の鳥居から本殿への方へ向かいました。
境内の様子
平日の朝でしたので人もまばらでしたが、時間が経つにつれて観光客がちらほら増えてきました。平日でこの感じなら、休日や観光シーズンは混雑してそうだと思いました。
勢溜の鳥居を進んで右の方に「祓社(はらえのやしろ)」という小さな社があります。
ここでお祈りして身体を清めるのですが、勢いよく進んでいるとスルーしそうになります。気をつけてください。
中間地点の松並木の鳥居を通過。
ここまでで、私にはウサギ像が見当たりませんでした。
ウサギ像をまとめて後で探していて気付いたのですが、結構見つかりにくいとこにウサギ像があったりします。
出雲大社は広いです!!
境内が広いので、私は全てのウサギを探すだけでクタクタになってしまいました。
前情報なしに探すのも楽しみ方の一つですが、ウサギ像の場所を事前に調べておくのもいいかもしれません。
この鳥居をくぐったところにある、しめ縄がある建物は「拝殿」です。
また、このしめ縄も十分大きいと思いますが、有名な「大しめ縄」があるのは左手の方に進んでいった場所にある「神楽殿」です。
私は最初、てっきりこれが大しめ縄だと思ってました。
さらに恐ろしいことにウサギ像に気を取られて、大しめ縄の写真を1枚も撮ってませんでした。
本殿に拝んだ後、御朱印を頂きました。
出雲大社の初穂料は志納ですので「お気持ちで」と言われます。
志納の場合、調べてみると300円~500円ぐらいが相場という感じがしましたが、私はそのとき小銭がなかったので1000円納めてきました。
後で知ったのですが、神楽殿でも御朱印をもらえるらしいです。(本殿のものとは少し異なるようです。)
ウサギは何羽??
先にネタバレをしてしまうと、46羽以上いました。
しかも増殖中のようです。
その結論に至るまでに、まぁ苦労しました。
だだっ広い境内を不審者と思われるぐらい何周もしたのですが、どうしてもウサギの数が46羽に満たず汗だくになってしまったので、諦めて「出雲大社 ウサギ」と検索しました。
すると、あるサイトに位置と数の情報が掲載されていましたので、その情報を頼りに神楽殿裏と祖霊社のウサギを見つけに行きました。
46羽以上いたことにも驚きましたが、いる場所にも驚きました。
祖霊社や神楽殿の裏にまでウサギがいるとは分かりませんでした。
おかげで最後のウサギを見つけた時点で完全に満足してしまい、ぜんざいを食べるのを忘れてバスに乗って帰ってしまいました(笑)。
お気に入りのウサギ像
という訳で、ウサギ像の位置と数の情報は私が検索したサイト様で提供されていましたので、改めて私が全部挙げる必要はないと思います。
よって、私のお気に入りウサギ像ベスト3だけ発表させて頂きたいと思います。
まず、第3位!
本殿裏にある、信心ウサギ(勝手に命名)です!
2羽とも真剣に拝んでいますが、拝み方が違うのがいいですよね。
ウサギも神に祈るよね、と勝手に感動しました。
次に第2位!
境内の野見宿禰神社前にある、どすこいウサギ(勝手に命名)です!
かかってこい、みたいなポーズをしてますけど、かかっていけないですよね。
上手く寄り切られました。
そして、第1位!
参道左側の方にある、飲酒ウサギ(勝手に命名)です!
実は、このウサギ像は「縁結びの碑(いしぶみ)」というモニュメントの前にいます。
大国主命とスセリビメが酒を酌み交わし、仲睦まじくしている絵が描かれています。
仲直りのシーンですね。
それで、この「縁結びの碑」は、恋愛運・結婚運が高まる縁結びスポットとされているようです。
さて、このウサギ達は大きさが違いますね。おそらく雄雌でしょう。
そういう「情」はウサギも人間も変わらないよなぁ、と勝手に私は感動した訳です。
ただ、白兎神社で八上姫の像を見た後だと、若干複雑な気持ちになりますが……それも八上姫の「縁」だったんでしょう。
もしくはスセリビメの「情」ですね。縁結びっていうのはそういうことでしょ??(分かるようで、分からないメッセージ)
以下、番外編です。
こんな注意書きがありました。
どういうこと?と思いましたが、近くにこんなウサギ像がありました。
耳の付け根の色が変わっていますね。おそらく、折れたので修復したのでしょう。
どういうシチュエーションで折れたのか分からないですが、ウサギの耳はとても大切なので、扱いに注意しましょう。
おまけにもう一枚、シジミが供えられていたウサギ像です。
このウサギ像は、別の記事(私の別ブログ)で紹介する「宍道湖うさぎ」のように、将来シジミ置きスポットになるかもしれません。
今のうちに積極的にシジミを供えて、「ワシが育てた」と起源説を主張してみてはいかがでしょうか。
また最後に今更ですが、当日は小雨が降っていたため、私の撮ったウサギ像は湿気って墓石みたな色になっています。
ネットで調べてみると、晴れた日はもう少し白っぽい色を普段しているようですが、これはこれでいいでしょう。
出雲大社に行ってきた感想
事前のリサーチ不足とウサギ像への執着から色々と抜けてしまっていた気はしますが、なんやかんやで出雲を堪能しました。
出雲神社は縁結びの神社として有名ですが男女の縁のみならず、色んな人との縁を結んで下さるようです。
私も公私共に良きパートナーに巡り合いたいものです。
では、さよなら
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