山形県南陽市に、日本三熊野の一つである「熊野大社」があります。
また同時に、ここの本殿裏には「3羽のウサギ」と呼ばれるパワースポット(神社アトラクション)があるということでウサギ神社でもあります。
この「3羽のウサギ」は非常に見つける難易度が高く、私も3羽目が良く分かりませんでした(^^;
「熊野大社(山形)」の紹介
熊野大社は山形の有名な温泉地である「赤湯駅」からタクシーで5分ほどの場所にあります。
公共機関を利用する場合は、フラワー長井線の「宮内駅」から徒歩15分程度の場所にあります。
この宮内駅には全国でも珍しいウサギの駅長「もっちい」が勤務していますので、ウサギ好きな人は行きか帰りに是非日時を確認してから立ち寄ってみてください。
宮内駅から歩く場合でも道のりはシンプルなので迷う心配はないです。宮内駅にも簡単な道順が書いています。
途中に大鳥居があって、それを進んだ先に入口があります。
入口の手水舎はコロナの影響でアルコールに変わっていましたが、特にウサギを模したものはありませんでした。
また、その前には写真に収まらないぐらい大きな銀杏の木があります。かなり昔の時代からあるらしいです。
先に進みます。
境内、雰囲気ありますよね?
この階段を上った上に本殿があります。
階段を上がる途中に出羽三山・月山(神社)の末社がありました。
本当はウサギ神社である月山神社にも行く予定だったのですが、月山の場所や時間の関係で今回は訪問しませんでした。
ですので、拝んでおきました。
本殿です。拝みます。
画像では伝わりにくいですが、全体的に結構大きな神社です。他にも摂社・末社が多くありました。
縁結びなど目的別のオススメ参拝コースが境内案内に書かれていますので、それを参考にしてもいいと思います。
熊野大社と「3羽のウサギ」
さて、「3羽のウサギ」とは本殿裏の木彫りのウサギ模様のことを指します。
熊野大社の本殿裏に、うさぎが三羽隠し彫りされています。いつ頃からか定かではありませんが、うさぎを三羽見つけた人が次々と大成功を収めたことや、恋や願い事が成就したことから、「願いが叶う」「しあわせになれる」と言い伝えられています。 最後の三羽目は、人から聞いたり、場所を教えてしまうとご利益がなくなると言われてきたため、授与所で二羽目までの手引書をお渡ししております。 お声掛けいただければ、ご案内致します。
熊野大社公式サイトより
要は隠れた3羽のウサギを見つけ出せという神社アトラクションです。
似たようなものとしては以前に宇治神社の「ウサギ巡り」を紹介しましたが、あれも私は途中リタイアしています。
今回も不穏な感じがしていましたが……本殿裏へと向かいます。
実際行ってみると分かるのですが、「3羽のウサギ」が彫られている部分はかなり高い部分にあるので結構見づらいです。
私が3羽目を見つけるのを諦めた一因でもあります。
ですので、本気で見つけたい人は双眼鏡を持って行った方がいいと思います。
また、私は書きませんでしたが「ねがひふみ」という願い事を書く紙が社務所で授与されています。
ウサギのマークが押されている紙で、これは「3羽のウサギ」前に納める場所があります。(写真に少し写っています。)
つまり、絵馬みたいなものですね。書きたい方は社務所に立ち寄ってからの方がスムーズです。
さて、肝心のウサギ探しですが、手引き書に頼らずとも2羽までは簡単に見つけることが出来ます。
何故ならば、結構大きいウサギが彫られているからです。
私も見つけました。
問題は3羽目です。
これが本当に分からないのです。どれもがウサギに見えてきます。それで見ている場所があっているのか?と途中から疑いたくなってきます。
15分以上は本殿裏で3羽目を探していたのですが、遠くて非常に見にくいのと後のスケジュールがあったので諦めました。
前の2羽と違って、おそらくハッキリとした大きさで彫られてないのではないかと思うのですが、真実は今となっては分かりません。正解が分かりません。
まあ、この「3羽のウサギ」についてはネット上にも多く情報がある感じなので、究極カンニングすれば見つけることが出来ると思います。
どうしてもという人はカンニングしてみて下さい。
ウサギに関する授与品
社務所では「3羽のウサギ」にちなんだお守りやうさぎみくじ(「結ひうさぎ」)が授与されています。
先ほど述べた「ねがひふみ」もこれに当たります。
私はうさぎみくじを頂きました。
白兎神社の2pカラーという感じがしますが、
可愛いです(^^)
そろそろ家にもうさぎみくじが所狭しと並ぶようになったので、神殿を作ってもいいのかもしれません。
また、赤湯駅にはこういうものも売っていました。
これは購入しました。
多分、神社には置いてなかったと思うのですが見落としていたのかもしれません。
熊野大社(山形県)の御朱印と縁結び
最後に、御朱印を社務所で頂きました。
また、今回の目的とは異なるので私は狙いませんでしたが、熊野大社では月に一回、満月の夜に縁結び祈願として「月結び」という行事を開催しています。
そして、その参列者限定で「たまゆら守」という特別なお守りが頂けます。
縁結び祈願が目的の方は十分に日程を確認して行ってみてもいいのではないでしょうか。ウサギにあやかることが出来そうな気がします。
ウサギが在るところには縁結びがあることが多いということは私もずっと紹介してきましたが、この熊野大社も例外ではなかったということです。
それにしても、この置き方は可愛いなぁ(^^)
ところで、頂いた袋の裏にこんなことが書かれていました。
「あなにやし、えをとめを。」
この言葉は何故か心に響きました。
熊野大社の神様、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、神話の中で 一番最初に結ばれた男女の神様です。 神話によれば、まず、男の神様である伊弉諾尊がこういいます。 「あなにやし、えをとめを。」 「ああ、なんと素晴らしい女性だろう。」 これに対して、女の神様である伊弉冉尊がこう返します。 「あなにやし、えをとこを。」 「ああ、なんと素晴らしい男性だろう。」 駆け引きも飾り気もない、シンプルで、素直な言葉。 日本で一番最初に交わされたプロポーズです。 熊野大社の神様は、日本で初めてプロポーズをして結ばれた神様、 縁結びの神様です。
熊野大社公式サイトより
相手を褒める際、「素敵」・「素晴らしい」という表現を使うのはそれこそステキですね。トータル感があると言いますか。
頂きました(^_-)-☆
そして、私は皆さんがそういう相手を見つけることを心から願っています。
↑お前はどうなんだっ(^^;
是非、熊野大社に参拝してみて下さい。
では、さよなら。
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