【白兎神社】ウサギ神社といえば鳥取の白兎神社と真っ白な御朱印帳

白兎神社御朱印帳 ウサギ神社

2020年1月末頃の話になるのですが、白兎神社に遅めの初詣を兼ねて参拝してきました。

白兎神社は個人的に前からずっと行きたかった神社で、ウサギ神社巡りをするにあたって、ここの真っ白な御朱印帳でウサギ神社の御朱印集めを始めたいと思っていました。

そして、ようやく念願の白兎神社へ行くことが出来て私のウサギ神社巡りが始まったという訳です。

そこで、この記事では私の感想を交えながら、白兎神社の紹介をさせていただきます。

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白兎神社の簡単な説明

白兎神社は「因幡の白兎」で知られる白兎神を主神とする神社で、古い文献にも記述がある由緒明らかな歴史ある神社です。

白兎神社境内の説明
白兎神社境内の説明

この白兎が大国主命と八上姫を結び付けたということで、ある特定の人との縁や叶わぬ人との縁を結ぶ、縁結び神社としても知られています。

また、白兎の皮膚を治療したということで皮膚病にもご利益があるとされています。

ウサギ神社という観点からはウサギ自体が神の使いとしてではなく、御祭神(主神)となっている神社は珍しく、他にはあまりないと思います。

(※他の神社をご存じの方がいれば是非教えて下さい。)

白兎神社への行き方と紹介

白兎神社は鳥取駅からバスで約40分の場所にあります。

太い国道に面していて道の駅が隣接しているので、車・自転車やタクシーでのアクセスも比較的容易だと思いました。

私は鳥取駅からバスを利用しました。

駅北口を出て左側のバス乗り場のうち一番向こう奥のバス亭(鹿野線)から乗り、「白兎神社前」で下車します。乗り場地図は下のリンクに貼っておきます。

日の丸バス乗り場

白兎神社前バス停
白兎神社前バス停

帰りは渡って海岸側の歩道、小屋近くにバス停があります。

バスを利用する際は往復共にバスの本数が少ないので、時間・スケジュールに注意した方がいいです。バスを逃してしまうと、次のバスが2時間こないパターンがあります。その場合はタクシーを呼んだほうがいいと思います。

ですので、下のリンクに貼ってある時刻表をよく確認してください。

日の丸バス時刻表

途中バスから景色を眺めていると、橋の柵に海を渡るウサギが描かれていたり、町中でウサギのモチーフを多く見かけました。

境内の様子

平日に行ったので人は少なかったです。私の他には数人の中国人しかいませんでした。

白兎神社入口の鳥居
白兎神社入口の鳥居

道の駅のすぐ近くに鳥居があります。

その近くには例のシーン(※)の石像や縁結びポスト、うさぎ焼きの店がありました。

大国主命と白うさぎの像(白兎神社)
大国主命と白うさぎの像(白兎神社)

(※)上の画像、おそらくウサギが「助けて」と言ってるシーン。大体このシーンが「因幡の白兎」の石像になっている気がする。

白兎神社前のウサギポスト
白兎神社前のウサギポスト

鳥取駅・鳥取市役所本庁前にもウサギポストがあります。

また、「ウサタクシー」なるものも存在しているらしいです。

うさぎ焼きの店
うさぎ焼きの店

うさぎ焼きの店は私が行ったときは閉まっていました。見た目的には、たい焼き的なものですかね?

私はこの手の名物が気になってしまうタイプなので、残念です。

跳ねるウサギの石像
跳ねるウサギの石像

さあ、鳥居の先へ進みます。

立ちウサギの石像
立ちウサギの石像

鳥居から続く階段と参道の端には白い石が乗せられたウサギの石像がズラッと並んでいます。

(※白い石の正体は後述)

大国主命と八上姫の像
大国主命と八上姫の像

少し進むと、今度は左手に大国主命と八上姫の像がありました。

立ちウサギが可愛いです。

参道の鳥居(白兎神社)
参道の鳥居(白兎神社)

これまた白い石が積まれた鳥居を抜けると、左手に手水舎が見えます。

まずは身を清めましょう。

手水舎のウサギ(白兎神社)
手水舎のウサギ(白兎神社)

さすが白兎神社、ウサギがいました。ただ、口から水吐いてる「ゲロウサギ」ではありませんでした。

写真を撮ろうと水ウサギに近づくと、謎の童謡?が急に結構な音量で流れてきてびっくりしました(汗)。

手水舎に近づくと水が注がれるタイプはよくありますが、音楽が流れるタイプは初めてです。

しかも、人が離れても歌は終わりまで延々と鳴り続いています。

御身洗池
御身洗池

手水舎のすぐ前には、「因幡の白兎」が身体を洗ったという池がありました。

ここの池は年間で水量が変わらないだとか。それで「不増不減の池」らしいです。

そこから少し進んだところに本殿があります。

白兎神社本殿
白兎神社本殿

白兎神社に来れたことに感謝して、しっかりと拝んできました。

裏側に回ると、本殿を支える菊紋が刻まれた石があります。菊紋といえば天皇家の家紋ですので、何か関係があるということが伺えます。

菊座石説明
菊座石説明

本当は菊紋自体をはっきり写したかったのですが、柱の位置関係的に上手く写せませんでした、すいません。

是非、直接見に行ってください。確かに、菊紋です。

おみくじと絵馬(白兎神社)
おみくじと絵馬(白兎神社)

その後、本殿左手の社務所で念願の御朱印帳と御朱印を頂きました。

他にうさぎみくじやお守りを頂き、せっかくなので絵馬も書いてきました。

白い石の正体【結び石】

ウサギ像の上に置かれていた白い石の正体はこれです。

白兎神社の「結び石」
白兎神社の「結び石」

「結び石」といって、社務所で授与されているのですが、「縁」という赤印が記された白い石です。この石を鳥居の上に乗せて、叶えたい願い事を願うというものです。

結び石中身
結び石中身

こんなのです。白い石が5つ入っています。

良縁・子宝・繁盛・飛躍・健康の5つの縁を示しているらしいです。

さっそく、鳥居に乗せるべく投げてみました。

鳥居に置かれた結び石
鳥居に置かれた結び石

……2回チャレンジしましたが、全然乗る気配がありません。こういう乗せる系のチャレンジは得意なのですが、これは何故か難しかったです。

それに何より、失敗するたびに石の端が欠けてしまっていたので、粉砕してしまわないように早めに諦めました。

では、諦めてしまったら、願い事は叶わないのか?と不安になる方もいると思いますが、それは大丈夫です。

皆さんの願いはウサギが運んでくれます。

ウサギ像に結び石を乗せる様子
ウサギ像に結び石を乗せる様子

石を乗せるのが難しい人はウサギ像の上に置いていけばよいらしいです。

それで、ウサギ像には白い石がたくさん乗せられていたということです。

また、お守りとして持ち帰ってもいいようです。私は全ての石をウサギに置いてきました。

神社付近の観光スポット

白兎神社の近くには、他にもいくつか観光スポットがあります。

例えば、「因幡の白兎」関連では、白兎が渡ってきた白兎海岸の淤岐ノ島があります。

淤岐ノ島
淤岐ノ島

さすが冬の日本海、すっごい荒波でした。

ただそれ以上に、海に荒波狙いのサーファーがチラホラいてビックリしました。

道の駅前の看板
道の駅前の看板

また、「白兎の丘」というスポットが徒歩15分で行けるらしいので、行ってみると……

白兎の「丘」の中間あたり
白兎の「丘」の中間あたり

「丘」ではありませんでした。

(そのため一回見過ごしました。「丘」がない、と。)

距離はごくごく短かったですが破壊力のある激坂です。(この表現はロードレースを知らないと伝わらないかも)

軽い気持ちで来たカップル達の絆が試されます。

カップル専用?の鐘
カップル専用?の鐘

山頂(丘上)にはカップル専用の鐘と展望台がありました。

どう見ても一人用ではない鐘
どう見ても一人用ではない鐘

一応鳴らしておきました。

ただ、鐘を共に鳴らしてくれる人はいません。良い縁結びしてもらえるように願います。

もちろん、私自身も頑張ります。

白兎のお告げ箱
白兎のお告げ箱

鐘の横辺りに、願いを書いたコインを投げ入れるチャレンジが出来る場所があります。

後で調べてみると、どうやら、投げ入れる「コイン」は道の駅で頂けるようです。

丘の頂上までは結構しんどいので、このチャレンジをしたい方はあらかじめコインを道の駅でもらっておきましょう。

展望台からの眺め
展望台からの眺め

展望台の見晴らしがよかったです。

帰りのバスまで時間が少し余ったので、道の駅で休憩しました。

道の駅で休憩
道の駅で休憩

もさバーガーとキャラメルウインナーコーヒーを頂きました。

美味しかったです。

白兎神社に行ってきた感想

念願の白兎神社、満足です。とても良かったです。

初詣にも行けて、今年はいい年になると確信しました。(おみくじは「吉」でしたが。)

(2020/7/20追記)半年過ぎました。世界的にはコロナ流行で「いい年だ」と決して言える年ではなかったですね。

私自身も目立って良い事も起きません。しかし、幸か不幸か丁度1月末で退職してこの半年ほぼ引きこもりですがあまり変には思われませんね。(追記終わり)

白兎神社御朱印(後日撮影)
白兎神社御朱印(後日撮影)

また、念願の御朱印帳を手に入れることが出来たので、各地のウサギ神社の御朱印を集めることがようやくできます。

私は、ウサギ神社巡りをするにあたって、ここの御朱印帳で始めたいと思っていました。

白兎神社御朱印帳
白兎神社御朱印帳

真っ白な、綺麗な御朱印帳です。

そして最後に、白兎神社のサイトへのリンクを張っておきます。

神話の考察が興味深かったです。一度読んでみて下さい。

思っていたより行きやすい場所にあったので、興味がある方は是非行ってみてはどうでしょうか。

では、さよなら。

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