2020年2月14日、世間はバレンタインでしたが私は何の予定もありませんでしたので住吉大社に行ってきました。
これまで記事を書いたウサギ神社はいわゆる「大国主命系」のウサギ神社でしたが、今回は「住吉神社系」のウサギ神社を紹介させて頂きます。
住吉大社とウサギ
「住吉神社にはウサギがいるかも」
という法則がウサギ神社にはあります。
これもやはり、メモしておいた方がいいでしょう。
ではなぜ、住吉神社にウサギなのか?
境内の手水舎にこんな説明があります。
![住吉大社と兎の説明](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/reason-sumiyoshi-taisya.jpg)
住吉大社の鎮座(創建)日が「卯」年「卯」月「卯」日、つまりウサギ役満だったためにウサギと縁があるということです。
それで住吉神社系の神社、例えば大阪府豊中市にある若宮住吉神社や、兵庫県神戸市にある本住吉神社などには「ウサギの瓦」があるようです。
いずれかの機会に、これらの神社もまた行ってこようと思います。
ただ、私が調べる限りでは全国の住吉神社全てにウサギにまつわるものがあるという訳ではなさそうです。
私見では主に関西地域に固まっている気がします。やはり、住吉大社に近いからでしょうか?(※他地域の住吉神社の情報があればご提供お願い致します)
それで、住吉神社にはウサギがいる……「かも」という訳です。
住吉大社に行ってきた
住吉大社へのアクセス手段としては、南海電車南海本線「住吉大社駅」もしくは阪堺電気軌道(路面電車)「住吉鳥居前」から徒歩が便利です。
そして、もし天王寺駅からアクセスするのであれば後者の路面電車に乗ることをオススメします。
なぜならば、阪堺電気軌道は大阪府唯一の路面電車だからです。
私は路面電車自体に初めて乗ったので新鮮でした。バスみたいにベルを押して停車するんですね。
![阪堺電気軌道「住吉鳥居前」駅](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/oriba-sumiyoshi-taisya.jpg)
境内の様子
平日なので人は少ないかと思いきや結構人がいてビックリしました。
観光客はもちろんいましたが、散歩に来た地元の人が多くいる印象でした。
初詣には200万人以上の人が訪れるようで、地元の人に愛されている神社だと思いました。
![住吉大社入口正面鳥居](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/syoumen-sumiyoshi-taisya.jpg)
正面の鳥居をくぐって真っ直ぐ進むと「反橋」という、その名の通り反り返った急なアーチを描く橋があります。
![反橋の反り具合](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/soribashi-sumiyoshi-taisya.jpg)
ちなみに、ちょうどこの辺りから雨が降り始めました。
下りが結構角度があって、危ないです。
![反橋の下り](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/soribashi-down-sumiyoshi-taisya.jpg)
凄くどうでもいい話ですが、私の母親は私を身籠ってお腹が丸い時にこの橋を渡ったらしいです。
角度が急なので、多分お腹が出ていたら下が見えないと思うんですよ。
妊婦さんは気を付けて渡ってください。
![手水舎のウサギ](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/tyouzu-sumiyoshi-taisya.jpg)
はい、いました。ウサギ。
反橋を渡ると手水舎が見えますので、身を清めましょう。
今回はゲロウサギ(水を吐いてるタイプ)でしたね。チョロチョロとお上品に水を吐いてます。
![住吉大社第三・第四本宮](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/hongu-3-4-sumiyoshi-taisya.jpg)
住吉大社には第一から第四本宮までの四つ、本殿があります。
そして私もどの順番で参拝するか迷ったのですが、公式ホームページによると、この四つを参拝する順番は特に決められていないようです。
※第一本宮~第四本宮は、特に参拝の順番はございません
住吉大社ホームページより
このリンク先には目的ごとの色んな参り方のコースが書かれているので、良かったら参考にしてみて下さい。
![住吉大社の撫で兎](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/nadeusagi-sumiyoshi-taisya.jpg)
おっ。
第四本宮の近くに「撫で兎」がありました。
糸魚川産のヒスイで出来ているらしいです。ピカピカしています。
![撫で兎を撫でる様子](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/nadenade-sumiyoshi-taisya.jpg)
しっかりと撫でてきました。雨で濡れていて、手が滑ります。
第一・第二本宮にも参拝した後、更にウサギを探しに境内を探索します。
![住吉大社の干支が書かれた灯篭](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/eto-sumiyoshi-taisya.jpg)
裏の方でウサギを見つけました。
あまり灯篭には詳しくないのですが、こういう灯篭は珍しいらしいです。
![群れウサギ](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/mureusagi-sumiyoshi-taisya.jpg)
うさぎみくじを見つけてしまっては、引かずにはいられませんよね。
引いたおみくじは後に載せています。
おもかる石
住吉大社のほんのすぐ近く、大歳神社境内に「おもかる石」という石があります。
こういう神社アトラクションはやはり試してみたくなるものです。
そして、皆さんも是非お試しください。
![「おもかる石」道順](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/michijun-1st-sumiyoshi-taisya.jpg)
大歳神社は住吉大社すぐ近くなのですが、一旦境内から出る必要があります。
外に出る必要はあるのですが、こういう風な道標が道に細かく置いてあるので、迷うことはないです。
![大歳神社](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/otoshi-sumiyoshi-taisya.jpg)
ね?着きましたでしょ?
奥の「おいとしぼし社」へ向かいます。
![おいとしぼし社の「おもかる石」](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/omokaruishi-all-sumiyoshi-taisya.jpg)
さあ、占ってみましょう。
![「おもかる石」説明](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/omokaru-setumei-sumiyoshi-taisya.jpg)
なるほど。
石に敬意を払い、石の重さを覚えて、祈った後にもう一度持ち上げるのか。
いざ!
……。
……。……。
……同じ重さでした。
うーん。どう解釈すればよいのか。
そりゃ、一度重さを覚えてしまったのだから、同じ重さでしょう??
まあ、予定より少し遅れて願いが叶うのだと解釈しておきます。
住吉大社に行ってきた感想
住吉大社の境内は思ってたより、かなり広かったです。歩くだけでクタクタになりました。
この記事では紹介しませんでしたが摂社・末社が広い境内にたくさんありますし、それに伴って色んな参拝の仕方ができます。
だから、多くの人が住吉大社に参拝しているのだと思いました。
![住吉大社のリアルなうさぎみくじ](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/mikuji-sumiyoshi-taisya.jpg)
それにしても住吉大社のうさぎみくじは近くで見ると、目が塗り分けされてる上に表面が凸凹していてかなりリアルです。
ウサギ神社という面では創立日で「ウサギ」と縁があるという点だけなので、少し物足りなく感じてしまいましたが、それでも十分楽しめました。
![住吉大社御朱印](https://hoshimi-usagi.com/wp-content/uploads/2020/03/gosyuin-sumiyoshi-taisya.jpg)
良かったら是非住吉大社に行ってみて下さい。
では、さよなら。
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