少し関東に行く用事があったので、一瞬だけ足を伸ばして埼玉県浦和市にある「調神社」に行ってきました。
「調神社」と書いて「つきじんじゃ」と読みます。初見で分かりませんよね。
関東のウサギ神社に行くなら、まずここと決めていました。
これまた今まで紹介してきたタイプとは違う「ウサギ神社の法則」に分類されます。
月にはウサギが「つき」もの
毎度新しいタイプのウサギ神社に行く度に「ウサギ神社の法則」を発表していますが、今回の調神社はまたこれまでとは違ったタイプのウサギ神社です。
調神社がウサギ神社である理由は以下です。
「調宮縁起」によると、今からおよそ2,000年前の第10代崇神天皇の勅命により創建。伊勢神宮へ納める貢(調)物(みつぎもの)の初穂を納めた倉庫群の中に造営されたため、貢物搬出入の妨げになる鳥居がないと伝えられています。
(中略)
また、調(つき)の名が、月と同じ読みであるところから、月の動物と云われた兎が神の使いとされ、中世の月待信仰(月のもつ神秘に畏敬をなし、月の出を待って祈る信仰)の広がりと結びつき、江戸時代には月読社とも呼ばれていたようです。
さいたま観光国際協会ホームページ「調神社」御由緒より
「貢(みつぎ)」→「調(みつき)」→「月(つき)」=「ウサギ」
という訳です。
ですので、こういう風な法則を名付けておきましょう。
「月にはウサギが『つき』もの」
これに当てはまるウサギ神社は新潟県の光兎神社とかですかね。
月と縁が深い他の神社の中にもウサギ神社があるかもしれません。
もしどなたか他に月関連のウサギ神社をご存じであれば是非教えて下さい。
調神社に行ってきた
調神社は埼玉県JR「浦和駅」から徒歩10分程度の場所にあります。
道順も道なりに進んで一回左に曲がるだけなので、神アプリ「GoogleMap」があれば迷うことは無かったです。
このアクセスの簡単さは有難いです。
神社に着くと、早速ウサギの石像がありました。狛犬の代わりだそうです。
ちなみに、この調神社はウサギ神社として有名な神社ですが他にも七大不思議と呼ばれている謎がありまして、その内の一つに「鳥居がない」というものがあります。
確かに実際無いです。(理由は先ほど引用した御由緒に書いてあります)
それで、少しだけ気持ちの入れるタイミングが掴めずに戸惑いました。
そのまま進んで手水舎に向かいます。
ウサギが水吐いているタイプですね。私はこれをゲロウサギと呼んでいます。
コロナ対策で杓子は置いていませんでした。
そして、本殿に参拝。本殿にはウサギがいませんでした。
その後、境内を散策しました。先ほど述べた七大不思議を検証する時間は無かったので、ウサギ探しに専念。
すると、ウサギを見つけることが出来ました。
池のウサギって、実は珍しい気がします。
そもそも神社の境内に池があるのも珍しいのでは?
こういうウサギの石像も発見しました。
ざっと全体を見た後、御朱印を頂いて帰りました。
調神社に行ってきた感想
慌ただしかったですが、とりあえず関東地方で有名なウサギ神社に行けて良かったです。
時間があれば群馬県の高崎とかの方にもウサギ神社があるらしいので行きたかったのですが、旅行目的ではなかったのでコロナ的にも断念しました。
ここは御朱印を書置きがなかったので、久々に手書きして頂きました。
押印のウサギは足が長いので、ノウサギですかね。
こういうデフォルメのウサギの方が丸っこいデフォルメのより結構好きだったりします。鳥獣戯画のウサギみたいな。
全部可愛いんですけどね。
うさぎみくじはありませんでしたが、神楽焼のお守りがあったので、そちらを頂きました。
造りとしては住吉大社のウサギみくじに近いです。
また神社ウサギグッズが増えて良かったです。
では、さよなら。
コメント