【養兎神社】日本を支えたウサギ達に合掌と感謝

養兎神社 はぐれ系

紹介記事を書く手前、おそらく99パーセントの方がこの神社を訪れることはないと思っています。

行くとしたら、大学か院の研究で「養兎」にかなり興味がある人ぐらいに思います。

というのも、この神社は他の記事で紹介したようなウサギ神社とは異なり、可愛いウサギの像やおみくじ、御朱印があるわけではないからです。

それどころか、一般的なウサギ愛好家は目を背けたい「養兎」という産業に関連するものですから、気分を害する人もいるかもしれません。

しかも結構行きにくい場所にあって、全然情報も存在しないのです。

ですので、「養兎」に興味がない方はこの記事は読まないことをオススメします。

養兎産業と得能正通

養兎神社は広島県福山市神辺町湯野にあります。

養兎神社は、「得能正通」という人が養兎産業で犠牲となったウサギ達の鎮魂のために、昭和3年5月9日、自身の私有地に建てた神社です。

ウサギに縁が深い神様として、ウサギを助けた「大国主命」が祭神となっています。

養兎神社由緒
養兎神社由緒

この得能正通という人物は、卯年に生まれたという縁もあり、養兎事業の普及を行ってきた人物で、『大日本養兎史』など養兎事業に関する著作も多数著しているようです。

その功績から「養兎翁」と呼ばれていたようです。

そんな人が養兎産業で犠牲となったウサギ達を鎮魂する神社が存在しないことを憂いて建てたのが養兎神社という訳です。

また、この得能正通という人物に関しては、wikipediaぐらいしかまとまった情報がありませんでした。本格的に調べようと思うと『備後史談』を始めとした地方の資料を収集しないといけないと思ったので、諦めました。

(↑wikipediaが凄い、一体誰が資料を集めたのだろう。)

無為に過ごした大学生時代、もう少し早くウサギに興味があれば、ウサギ経済史の研究をしたのになぁと悔やまれます。(まあ、あの時はあの時で何かしらやっていたのだろうけども……)

誰か、、、この分野はライバル少ないですよ!!

養兎神社への行き方

そもそも、わざわざ遠方から人が来ることがありえるのか?ということが疑問な神社なのですが、

この神社については本当に情報が少なくて、私自身、「行き方」と「何があるのか」ということがよく分からなかったので、私が一応書いておこうかなという次第です。

JR湯田村駅
JR湯田村駅

まずはJR福山駅から出ている福塩線に乗って、「湯田村駅」まで行きます。電車自体の所要時間は17分ぐらいですが、本数は1時間に2本ぐらいです。

以下、湯田村駅からの道順になります。

道順①(養兎神社)
道順①(養兎神社)

①駅を出て、踏切を渡り右へ曲がる。そのまま道なりに真っ直ぐ進む。

道順②(養兎神社)
道順②(養兎神社)

②しばらく歩くと川と橋が見えるので、橋を渡って左へ直進。

道順③(養兎神社)
道順③(養兎神社)

③しばらく直進。5分ぐらい歩くと、ため池があるので、その外周を回る

道順④(養兎神社)
道順④(養兎神社)

④右へ曲がり、そのまま道なりに進む(若干の坂道)

道順⑤(養兎神社)
道順⑤(養兎神社)

⑤テニスコートを左目に、道なりに坂道を下る。あともう少し。

道順⑥(養兎神社)
道順⑥(養兎神社)

⑥下ったところにT字路が見えるので、右に曲がって道なりに進む

養兎神社が見えます
養兎神社が見えます

⑦ゴール(えっ、もしかして、これ……??)

日本を支えたウサギ達に合掌と感謝

予想はしていたものの、実際に行ってみて驚きました。

由緒書きの看板と、その横に小さな社が建っているだけです。

養兎神社
養兎神社

本当にこれだけです。

お賽銭を入れる場所すら見当たりませんでしたので、私はこれまで日本を支えてきたウサギ達への感謝を込めてこの社の前で静かに合掌をしました。

個人的には、ウサギを不必要に痛めつけるのには理解できませんが、ウサギが古来より人間の生活を支えるのに役立ってきたという面も見つめて存在ごと大切にするべきだと思っています。

ですので、養兎産業やウサギを食べる文化には反対ではありません。(個人としては、そういった製品や食事は避けますが)

日本では養兎産業というものは下火ですが、もしどうしても日本を支えてきたウサギ達に感謝をしたい・祈りたいという方がいれば、ここへ来るのもいいと思います。

では、さよなら。

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